2023年12月31日日曜日

本とは。推しとは。

 年の瀬って12月に入ると一気に年の瀬ですね。

ザ・ミソカの本日までにいくつか二代目にお問い合わせがありました。


Q1  オーディオ・ブックはありですか?

A   ありです


開催お知らせの際、電子冊子可としています。

オーディオとしては本の意味あいが異なってきますが、「聴く本」とか「電子可」ととらえると!あら!OKなのです。

昨今のオーディオブックはとても充実していて、声の良い俳優さんや話題の本が入っていたりします。

電子も文庫も写真集も絵本も詩集もマンガも古書も月間週刊誌も「アタシ、本なの♡」があって「これは推せるぜ」となればすでに読書会の選書は成立です。



Q2  某所で読書会やらない?

A   ありです


検討段階です。

二代目でももちろん会場選定でニラニラしておりますが、会場提供してくださっているオーナーさんや参加者の皆さんから「こんな場所ありますよ」「雰囲気よさげなスペース紹介します」的な橋を渡してくれるかささぎに出会います。

すべてのニーズやお声にこたえることは現実的に難しい場面もありますが、せっかく初代推し本主催者さんが様々な場所で展開されていた読書会のあの雰囲気を大切にしていきたいと思っているのでなるべく具体的にできることを追っています。



この一年が推しの本に推されて幸せだったように、次の一年もあなたの本を語ってあなたの本を聞く予定です。



※ 新年はこれを読みます(実はすでに読み始め。読書会で紹介されて文庫版をこっそり購入。激おもろー)



2023年12月30日土曜日

2024年の読書会二代目あなたと推し本予定

 皆様の読書スタイルや読んでいる本、読書会への参加、会場アクセスなどご考慮いただく際の一助となるようにと願って、ざっくりしておりますが今後の予定とテーマをご紹介です。


未定のもの変更ありきのもの、これから交渉予定のもの混在しており、絶賛妄想中です。


1月21日(日)秋田市電源スペースあらやさん 「ミステリー」

2月3日(土)秋田市電源スペースあらやさん「恋愛」

2月23日(金・祝)由利本荘市Honjoinさん「ショート・ライト」


これらは各Googleフォームよりお申込みいただけます。

気候条件(主に雪)でオンライン開催の可能性ありますが、現時点では対面開催予定です。


3月23日(土)秋田市内 「普段読まない人に推したい本」

4月中旬2日間 ミニ読書会「小説」「写真集・絵本」「秋田」「マンガ」×4回分 

5月11日(土)秋田市内「課題本読書会 加藤シゲアキ「なれのはて」」

6月16日(日)秋田市内「自然・植物・宇宙など」

7月7日(日)未定「ノンフィクション」









本と読書の一助となりますように!

2023年お世話になりました。

2024年お世話になります。



2023年12月11日月曜日

第31回&32回&33回読書会「二代目あなたと推し本」開催お知らせ

 初参加&聞き専の皆様も楽しめるように読書会初めに流れの説明(各種案内→自己紹介は参加人数によります→本の写真撮影→本の紹介とフリートーク×人数→アンケート記入→感想コメント→次回予告など)しますー。


第31回読書会「二代目あなたと推し本」

2024年1月21日(日)14:00~16:00

場所 秋田市電源スペースあらやさん(玄関に駐車場有)

参加費 会場費&飲み物代として300円

テーマ「ミステリー」

お申込みGoogleフォームどうぞ。


あなたのミステリーをご紹介ください。推理小説に限らずミステリーであればOK。電子・冊子可です。



第32回読書会「二代目あなたと推し本」

2024年2月3日(土)14:00~16:00

場所 秋田市電源スペースあらやさん

参加費 会場+飲み物代として300円

テーマ「恋愛」

お申込みGoogleフォームどうぞ。


恋愛…ある意味とってもデリケートな恋愛。あなたと推し本では初のテーマにチャレンジしてみます。もちろん恋愛以外の本でも勝手にリンク付OKです。電子・冊子可です。


第33回読書会「二代目あなたと推し本」

2024年2月23日(金・祝)14:00~16:00

場所 由利本荘市Honjoinさん

参加費 会場費として800円

テーマ「ライト・ショート」

お申込みGoogleフォームどうぞ。


短編やショートショート、詩、歌、ライト文芸、野球のポジション、いかようにもとらえていただきたいです。短編なので複数作品を推していただいてもOKです。電子・冊子可です。










※1 天候状況(主に雪)によりオンライン開催も検討中です。ハイブリットの予定はありません。開催前までにお申し込みの方に最終連絡をいたします。


※2 電源スペースあらやさんの駐車場は台数限定ですのでお車でお越しの方と台数以上になる場合は別途駐車場をご案内します。またお飲み物(ちょい飲みもがぶ飲みも。アルコールナシ)も会場費に含まれます。本と感染症対策のマスクをお忘れなく。詳しくは電源スペースあらやさんホームページ等でご確認くださいませ。 


2023年12月10日日曜日

第30回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告 その3

 今回どうしても参加を見送らざるをえなかった「あなた」よりマインド枠としてご紹介いただいた3冊があります。

了承を得まして皆様とともに読書会の面白さを共有できたら嬉しいです。

画像もコメントもありがとうございました。

読書会中にコメントを読み上げました。順不同です。


















9月のテーマ「最近の推しマンガ」の時に紹介したかったものです。

(画像は最新の単行本です。)

 

C級さらりーまん講座』

小学館の雑誌、ビッグコミックに連載中の漫画です。

サラリーマンの日常が4コマ漫画で描かれます。

とにかく個性の強いキャラクターがたくさん出てきます。

ワンマン社長、とても優秀だけど趣味が一般人とかけ離れている営業マン、

ハチャメチャな部下に悩まされる部長(いわゆる常識人と呼ばれる存在)…

「本当にこんな人がいたら困る」「どこかにこういう人がいてもおかしくない」

「この人ぐらい仕事ができれば…」「自分の職場がこんな会社でなくてよかった…」

とにかく、様々な感想が出てくることでしょう。

会社員生活を笑い飛ばすための一冊です。

ただ、誇張が大袈裟すぎるネタも出てくるので、人によって合う・合わないはありそうです。



















「映画を早送りで観る人たち」

https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334046002

「本書は、2021329日にビジネスサイト「現代ビジネス」に筆者が執筆した「『映画を早送りで観る人たち』の出現が示す、恐ろしい未来」、および同年6月、12月に続編として執筆した計9本の記事を元にしている。」

(※本書の「おわりに」から引用)

元のweb記事を読んだ時は、あまりの価値観の違いにゾッとしました。

 

何から話をすればいいのか分からない。

文章で整理できるマインド枠をもってしても、それぐらい戸惑っています。

 

一言で言えば「今どきの若者の話」になるのでしょうか。

「映画や連続ドラマを観るのは、仲間内での会話のためであって、自分が観たいから観るのではない」

「作品の解釈の「正解」が知りたい」「好きなものを貶されることが許せない」など。

本書の中で紹介されている事例は、いずれも「最も極端な事例」だと思います。

ただ、「最も極端な事例」だとしても、あるいは「極端な存在だからこそ」理解できない。

彼らに言いたいことはたくさん出てきますが、一つだけ言うならば「どうして自分の考えをもたないの?」でしょうか。

 

その一方で、若い世代がそういう風になってしまった理由や背景にもうなずけるものがあります。

 

読書は「一話完結型の短編集を読むときに、自分の読みたい話から読む」ということでもない限り、

「早送りをして読む」ということはできません。

そのことを踏まえると、なおさら、彼らの行う「早送りしながら映画鑑賞」との違いが際立ちます。

 

最後に、本書の「おわりに」から引用します。

「本書序章の最後で筆者は、「同意はできないかもしれないが、納得はしたい。理解はしたい」と記した。

 たしかに、多くの人が倍速視聴せざるをえない背景には納得した。倍速視聴がどのようにして必然を獲得したかも理解した。

ただ、それでもやはり思うのだ。

 映画を早送りで観るなんて、一体どういうことなのだろう?」






















『きりもやびより』 “いぬとねこと暮らしていたら、今回もなんとか絵本が描けました!”。 『いとしのムーコ』のみずしな孝之が描く、新感覚いぬねこ漫画。 (上記二行は公式サイト作品紹介より引用) evening.kodansha.co.jp/c/kirimoyabiyo 主人公は絵本作家で、大型犬と猫と一緒に暮らしています。 しかも生活の舞台は秋田県です。 しかし、残念ながら、連載されていた雑誌・イブニングが2023年2月28日発売を最後に休刊になってしまいました。 「推しマンガ」の回に出ていなかったので、単行本(1巻から5巻まで)で是非。(笑)



これまで読書会に参加されていて今回も!の枠からどうしても断念せねばならなかったお気持ちをマインド枠では幾何かを還元できるだろうかとも思いますが、折に触れて色々なあなたを推していけたらと思っております。

今回の読書会も本の面白さ、あなたのチョイス、読書の魅力を存分に語って聞くことが出来ました。
180分(3時間)休憩もせずに本の話をしていたのですが、参加者皆様の途切れない集中力に感動です。
本もあなたもすごい!!!まじで!!!




第30回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告 その2

 秋田市ココラボラトリーさんにて読書会「二代目あなたと推し本」開催しました。

テーマは「180分で語る今年のベスト3冊」。

4名参加、ご紹介いただいた本12冊(+3冊)

話題提供のみの本は割愛しました。ご了承ください。順不同。










レーエンデ国物語

書店平積み販売から続編・続々編へ。今回は1冊登場。


汝、星のごとく

主人公の存在感。抜群の面白さ。


夜と霧

お守りとか洞察力磨きなど新たな視点で語ってくださいました。


花のように生きれば、ひとりも美しい

写真+エッセイのページの開き方もまた面白く


典子の生きかた

当時の新潮文庫…文字が小さくルビが少ない…。


夢見る帝国図書館

本の題名もさることながら作者の筆力!


無人島のふたり

日付とともに、日記とともに、逃病記。


お探しものは図書室まで

中学2年生が最初に紹介してくれたそうです。


ラブカは静かに弓を持つ

本屋大賞第2位、絶対的面白さ。


街とその不確かな壁

村上春樹氏を思いっきり語りたい、わかる!ような、わかんない!ような。


変えること変わらないこと

エッセイながらも生活の断片が写真とともに


秋田蘭画の近代~小田野直武「不忍池図」を読む~

江戸時代7年で消えた秋田蘭画とは。



今回はベスト3冊でしたので、おひとり3冊ずつご持参いただきました。

人数やご帰宅時間の都合上1冊ずつのご紹介。

あなたによって連動していたり全く独立していたり、時々他のあなたとリンクしてみたり。

1冊につき10分(+フリートーク2分)をはるかにオーバーしたり、短めに話したり。

皆様の大人対応により時間内にすべての本の紹介を終えました。









ココラボラトリーさん撮影。

はぅぅぅぅ、淑女×4。



読書会「二代目あなたと推し本」は紹介する本を持ち寄り本について語り聞いています。

お気軽にあなたと本を推してみませんか。


第31回読書会「二代目あなたと推し本」は、

2024年1月21日(日)14:00~16:00

場所 秋田市電源スペースあらやさん

参加費 会場費+飲み物代として300円

テーマ「ミステリー」

電子・冊子可です。

お申し込みはGoogleフォームからどうぞ。


すでにお申込みいただいている方もいらっしゃいます。会場の都合上、人数上限もうけるかもしれません。お申し込みはお早目にー。


第30回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告

 4名での読書会開催です。

ご参加いただきありがとうございました。

会場は秋田市ココラボラトリーさんでした。












もぅ…プロフェッショナルすぎてありがとうからのありがとう。










本の紹介は「第30回読書会「二代目あなたと推し本開催報告その2」をご参照ください。

また、読書メーターでデーターベース的に利用中。

開催報告として、アンケートのご協力をいただきました。

全員の皆様から確認と了承を得ております。

感想一言子とコメントは以下の通りです(順不同)


☆色んな本の紹介を頂いて、いつもながらとてもうーんと感化されております。写真集とかエッセイとかあまり手にとる機会がないためご紹介頂くとうれしいです。


☆皆さんが本を読み込んでプレゼンしているのがとてもよく伝わりました。皆さんの分析力、考察力、読解力のすごさにだつぼうでした。


☆少人数でしたがじっくりと本のお話ができて、このような形もとても良いなと思いました。


☆今回もまた一冊もかぶらない選書に驚きと感動です。素晴らしい180分でした。


ありがとうございます。

今後の希望(時間・会場・テーマ等)の項目については、今回主にオンライン開催の場合をお伺いいたしましたので詳細は割愛いたします。


次回第31回読書会「二代目あなたと推し本」は、

2024年1月21日(日)14:00~16:00

場所 秋田市電源スペースあらやさん

参加費 会場+飲み物代として300円

テーマ「ミステリー」

電子・冊子可です。

お申し込みはGoogleフォームからどうぞ。


あなたのミステリーをご紹介ください。

必ずしも推理小説じゃなくても大丈夫。「あなたのミステリー」ですから。

※ 紹介される方にお願いです。今回だけはネタバレ厳禁でお願いします。


2023年11月24日金曜日

第30回&第31回読書会「二代目あなたと推し本」開催お知らせ

 初参加&聞き専の皆様も楽しめるように読書会初めに流れの説明(各種案内→自己紹介→本の写真撮影→本の紹介とフリートーク×人数→アンケート記入→感想コメント→次回予告など)しますー。


第30回読書会「あなたと推し本」

2023年12月10日(日)13:30~16:30

場所 : ココラボラトリー(秋田市、対面に有料駐車場)

参加費 : 会場費として1000円

テーマ「180分で語る今年のベスト3冊」


以前読書会で紹介しちゃったけど・他の方の紹介だけど…大丈夫です。3冊ドドンとお願いします。今年どころか数年さかのぼってのベストもアリ!出版年自由、ご自身のベスト3冊であればよし。参加人数により3冊一気紹介か1冊ずつ推すかは変動しますのでご了承ください。本が重かったりする場合はスクリーンショットや文庫バージョンでも大丈夫です。今回は180分です、どうぞごゆるりとおすごしくださいませ。電子・冊子可。

Googleフォームからのお申込みはこちら。



第31回読書会「二代目あなたと推し本」

2024年1月21日(日)14:00~16:00

場所 : 秋田市電源スペースあらやさん

参加費 : 会場費・ドリンク代として300円

テーマ 「ミステリー」


あなたのミステリーをご紹介ください。電子・冊子可。

Googleフォームからのお申込みはこちら。











お待ちしております^^

2023年11月23日木曜日

ビブリオバトルと読書会

 

先日に引き続きビブリオバトル見学。

中の人(1)の家族バトラー(高1男子)は前回地区大会にてチャンプ本選出には至らなかったのにもかかわらず、ビブリオバトルで生まれた本の友情がある…応援と称して本のリサーチをしたかったそうです。

 

参加者…皆様…

 

熱っ!!!!

 

激熱っ!!!!漢っ!!!!!

 

でした。

これが県の教育庁生涯学習課で主催しているとは。

めっちゃファンキーな取り組みじゃないですか。

しかも本は文芸書やライトノベルやエッセイだいたいなんでもOKなのが素敵。

本は自由を運んでくる。

 

ビブリオバトルに関しては→こちら

教育庁生涯学習課に関しては→こちら

 














ビブリオバトル会場は過去のチャンプ本の展示や、ふらっと見学者にも投票権、和気あいあいの中でも正式なビブリオバトルのルールに則って開催されていました。

 

ビブリオバトルに関しては全くビギナーなのですが、本の選び方に高校生らしい視点もあり同時に成熟かつ熟考したコメントに脱帽です。

 

読書会二代目あなたと推し本との共通項やちょっとした違いを見つけたりするのも楽しめました。

例えば…

紹介時間(ビブリオは5分+2分質疑、二代目は10分くらい紹介+フリートーク5分など)

共有の時間(ビブリオは2分質疑、二代目はフリートークとアンケート記入)

おススメ度合い(ビブリオは投票、二代目はゴリ推しと強制しないバランスww)

違いはあれども、本の良さや面白さを語る&聞くことはとても充実することが判明しました。

 

県のブンカDEゲンキ(あきた文化情報サイト)に掲載されていた前回ビブリオバトルの模様。





(どこかに家族がいる、はず)




この時のチャンプ本に選出された方が県大会でもチャンプ本になり、新年全国大会へ出場するそうです。

プレゼンがどうのとかバトラーがどうの、ではなくあくまで「その本をどれだけ読みたくなったか」がビブリオバトルの世界。

家族の参加がきっかけで思いがけずビブリオバトルを経験しました。

読書会に誘いたい高校生がたくさんいて浮足立ちましたねぇ。

 

12月の読書会も皆様と本を語り、本を聞きたいと思っています。

2023年11月15日水曜日

中の人、推し本はこれでした

中の人もイチ参加者としても楽しむ読書会でございます。

これまでの読書会「あなたと推し本」&「二代目~~」に参加して推した本はこちらでした。

順不同。課題本回は除きます。



ダルタニャン物語


古い木造の中学校図書室にあった本を思い出して、復刻版を全巻セット購入しました。あの三銃士の物語です。読書会ではひた隠しにしていましたが、登場人物アラミスの盲目的ファンを自称しております。主人公は三銃士ではなくダルタニャンです、もちろん。



ファシリテーショングラフィック











私の仕事上のメモや記録は4割くらいファシグラです。以前グラフィックレコーディングの研修を受けていたのでファシリテーショングラフィックは自分の技術として存在しつつあります。この本はファシグラのテキストですけども、おかげさまで会議や話し合いに対してずいぶん能動的になった(ような気が)します…。ここには私の尊敬してやまないあの人が介在していますが、それはまた別の機会に。


世界のアーケード











雨に影響されないショッピングやカフェめぐりはよいのです。私なんぞは往年のビー〇スフォートを思い出しました。この本は写真集ですが手のひらサイズなのでパラパラめくって妄想を繰り返すのがリフレッシュになります。写真や建築の専門の方が見るとどうなんだろう…妄想が広がりカフェをさがしてさまよいたいところです。



堤未果のショックドクトリン・100分de名著「ショック・ドクトリン」



知人がプレゼントしてくれたのがショック・ドクトリンの本でした。かなりセンセーショナルな内容でして、その後興味をもって数冊ショック・ドクトリンの本を読んでいます。基本的に本は娯楽だと思っていた私ですが、天変地異くらいの衝撃を受けた記憶があります。100分de名著のほうはテレビ放映順になっているので4章仕立てです。


戦争広告代理店











読書会で紹介された本を数か月後手に取りました。上記ショック・ドクトリンの視点でこの本を読んだら一気におっかない状況に陥り、ざわつきました。紹介された時ははて…内容が…クエスチョンマークだらけで恥ずかしいくらいでしたが、後日改めて読んだ経験は私の糧になるもので、解像度が上がりました。



今日ヤバイ屋台に行ってきた










「ファンタジー」テーマの時に持参した一冊です。私にとってこの本の中の300個のスクランブルエッグがたまらなくファンタジーでした。日常にはありえないからこそ。参加者の皆様から「おいしそうなものですかね」とフリートークで出た際、「数種類のスパイス使用、デリバリー商品特有のしっかりした下味、バターの海、想像するだけでおいしい、はずです。衛生状況をのぞけば」と答えました。色々ファンタジー。



火喰鳥 羽州ぼろ鳶組











シリーズものです。以下続刊。痛快時代劇。スッキリ。残尿感ナシ。作者も言うまでもなく主人公含め登場人物全員漢、全員推し・ハコ推し。ぜひぜひドラマ化してほしいと思っているシリーズではあるのですが…火消の話なのでリアルでは無理だろうか…そんなことを思っています。時代劇をあまり見ないとか小説読まない方でもエンターティメントとしてとらえてみると読めるかも!




つたないコメントに最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。

お気づきの方もいらっしゃると察しますが、上記の本たち…その都度テーマに沿って推していたとしてもそもそもの読書の方向性…一貫性…なし。

上記が紹介させてもらった本のすべてではありませんけども、他の本についてはおいおい。

それでも読書会、やってます。皆さんのあたたかいご参加のおかげ。

一歩読書会に進んでみると景色が変わります。

参加者皆様の本への熱にうなされます(笑)




深めれば広まる。

おかげさまでぼちぼちながらも読書会継続中です。
皆様の本の推す圧、最高だなーと尊さで推されてみようと手にした本たちも数々あります。
後日の私にも響く。
この本たちと出会った時に「あなた」がいてくださってありがとうーって思ったりもします。
逆にまったく触手が動かなかった本もあっていいんだー、そんな視点があるのが驚きー、といったメンタル増強本が増えていく感覚もあります。

順不同。
読書会アフターのアフターですwww























旅をする木
何度も紹介された本で、中の人「へーなるほどー」以上のものを持ち合わせていなかったのですが!!!読んだら素敵♡どなたかが「ページをめくるのがもったいなくてずっとその場所にいたいと思った」とおっしゃっていたことに納得です。厳しくも美しい自然と命について今までになかった穏やかさがよぎりました。




















みどりのゆび
紹介された読書会の次の回で再度話題にしてしまうほどの本でした。愛蔵版を図書館で借りましたらば、化粧箱がついていない…残念。日本人があまり持ち合わせないであろう結末への展開に激しく〇〇。そして私はどんな植物も泣く泣く断念せざるを得ないくらい縁がなく、グリーンサムをお持ちの方にあこがれを持っています。



















錦繍
若かりし頃文庫本で読んだ本が、「あなた」の視点で紹介されて嬉しい気持ちになりました。本の内容については様々な受け止め方があると思いますが、私は結末を思い出せず再読でした。現代で文通は新鮮です。



















侍女の物語
興味しんしん。この本が紹介された読書会では別のグループでのトークでしたので直接紹介を拝見したわけではなかったのですが、気になって映画化されたものを鑑賞し、本を読みました。この本…2段なんですよ…ボリュームあるんですよ…何気に時間がかかりましたが読了です。続編と言われる同著者の「誓願」も現在ページを追いかけています。



















すみれ屋敷の罪人
この読書会には参加おらず後日記録中にふと思い出しふと読みました。ふと、読んだのに一気読みですわ。ミステリ、最高。同じ回での紹介であろう「動物農場」も読了いたしましたがこちらは国語の問題集にあったとのことで家族が数年前に読了していました。当時気づかなかった本も読書会を通して再発見。




















護寺院河原の敵討
名作中の名作なのに通りすぎていた短編。紹介されたときはピンとこなかったのにもかかわらずこれまたふと思い出し電子で読みました。森鴎外ってこんなに面白い作品生み出してたの?って衝撃でした。文章は少々固く几帳面なのですが人間のここぞというポイントをついてくるのが感じられ、さっぱりとした読みごたえがあります。森氏イケてる。




















あなたの体は9割が細菌
読書会で直接紹介を聞いたわけではありません。が!ガチ読み。読んだら深い!腸内で巻き起こる大騒動や乱れに驚きと納得も含みつつ、私の体の中でヤク〇トが頑張っているのはこういうことなのかなと感じる部分と、え?意味わからん!という部分が織り交ざる一冊となりました。日々進化する学問の世界での解答を待ちたい項目がありました!



















異世界に一番近い場所
写真集です。ご紹介いただいたときに図書館ネタも少しありまして、次シリーズと合わせてチャレンジしてみました。…写真集なのに思考が止まらないっ!どぬこと?文字を追っていないのに私は考えるというか想像し続けることをやめられない集中力向上写真集でした。推してくるあなたに感謝、これ、よき。






もうひとつの空の飛び方
紹介が文庫だったのですが、単行本で「ファンタジーのDNA」 としての既刊本だということちょいとリサーチしてから手に取りました。我ながらよく探したなーと思います。読書会の本を選んだり探したり調べたりする時間て予想より必要な場面でもあったりします。この本がそうでした。でもそれが楽しかった。もちろん本も楽しかった。個人的な話ですが荻原氏そもそも好き♡



















金剛山の虎退治
この本を紹介してくださった方は毎回ついてくるポイントが玄人で注視(笑)しているのですが、民話とは!在庫確認で図書館検索しまくりました。リサーチに夢中で読む気にならぬと見つけたホコリ多めのこの一冊がなかなか。題名の通り虎の登場回数は多めですが、複数の民話が含まれているので悲恋(ロミジュリ系)と逆玉(一寸法師系)が同時に一冊に収まっているのが最高すぎるwww




最後までつたないコメントを読んでいただきありがとうございました。
お気づきかと思いますが、あなたが推した本を読んでみると推された意味が何となくわかります。
本を手にして読み終えるまでの時間がこんなにも豊かになるとは思いもしませんでした。
読書会に多くの皆様を誘いたいと宣伝もちょいちょいさせてもらっていますが、本当は本の魅力を深めて追求していくと読書会の輪はおのずと広がるのではなかろうか、そんなことも発見しました。
中の人、遂げずばやまじ。