2024年7月30日火曜日

二代目心の声だだもらし~ざわめく感動プライスレス~

 読書会の感想やこうだったね的なことを誰かに話すことがあったりします。

SNS経由でつぶやいてみたり。

その場でわいて生まれた話や本に関連する心情の動きなどはその場のその人たちの共有財産のような結束のような、例えようのない感動があります。

家族や職場の仲間でもなく恋人や友人(の場合もある)のような関係でもなく、サークル化サロン化をしていない読書会なので一期一会の様子も場面ではあるような気もします。


二代目の心の中の一部言語化についておつきあいいただければ嬉しいし、ちょっと!と!読み飛ばしていただいても大丈夫です。


以下追記として

2024年7月27日土曜日

第39回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告 その3

 今回どうしても参加を見送らざるをえなかった「あなた」よりマインド枠としてご紹介いただいた本があります。

特に今回の読書会は天候と道路事情の都合でしっかり仕込み済みだった一冊をお持ちだった参加者皆様いらっしゃいました。

了承を得ましてご参加の皆様とともに読書会の面白さを共有できたら嬉しいです。

コメント・画像等送ってくださりありがとうございました。

読書会中にコメントを読み上げました。


三島由紀夫VS東大全闘争











お世話になります。 今年の夏も、県内各地で被害が出るほどの大雨になってしまいました。 参加者の皆さんの安全を願います。 「ジャケ買い・タイトル買い」となると、特に古本屋での出会いがそれに当たることになるでしょう。 思いがけない掘り出し物を見つけた時の高揚感! それが今回の一冊になります。

三島由紀夫と東大全共闘の学生が行った討論の様子は2020年に映画になりました。

書籍では三島由紀夫以外の学生は全共闘A、全共闘B…と個人が分からない形になっていますが、映像では具体的に誰なのかが分かります。

そして、その東大全共闘の一員として参加していたのが、劇作家の芥正彦です。討論会の様子から見るに、「非常に癖の強い人」という印象ですが、しかし一方でこうも思いました。「天才とは、こういう人のことを言うのだろう」と。端的に言えば、芸術家としての矜持を感じるのです。(つまりそれは、一般的に理解できる感覚でなくてもいい。)その芥正彦が50年ぶりに本を出すと聞いて、すぐに購入を決意しました。とにかく分厚くて重たい本です。百科事典並みです。(本を持つことにも苦労するため、まだほとんど読めていません。)

https://gaga.ne.jp/mishimatodai/

https://www.slogan.co.jp/portfolio/akuta-underground/

ということで、改めて整理いたします。 『討論三島由紀夫vs.東大全共闘―美と共同体と東大闘争 (1969年) 』 『芥正彦責任編集 地下演劇 第7号』 – The Underground Theatre Vol.7 by Masahiko Akuta 以上の二冊です。












これまで読書会に参加されていて今回も!の枠からどうしても断念せねばならなかったお気持ちをマインド枠でいくばくかを還元できるだろうかと思いますが、折に触れて色々なあなたを推していけたらと思っております。

今回も読書会では本の面白さ、あなたのチョイス、読書の魅力を存分に語って聞くことができました。

今回の読書会は集金係をしてくださる方、タイムキーパーとしてストップウォッチ捜査してくださる方、会場撤収は全員、掃除機をかけて空部屋復帰をしてくださる方…多くの参加者の皆様からご協力とご参加をいただきました。

ありがとうございました。


ドリンクは…茶話会なラインナップでした。

あの、本の話を聞いたりおしゃべりしているだけなんですけど会終了後の猛烈な渇望…ぜひ脳への糖分を!

第39回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告 その2

 秋田市中央市民サービスセンターにて読書会「二代目あなたと推し本」開催しました。

秋田市内外の大雨の状況により参加者皆様ももぞもぞせざるを得ない中、思いっきり本について語って聞ける読書会を開催できたことは嬉しくもありがたく。

ページをめくるその先に気持ち的な集中とか安定とか日常とかそういったものがあってくれればよいなぁと思いをはせる120分でした。


テーマは「ジャケ買い・タイトル買い」13冊のご紹介となりました。

話題提供のみの本は割愛、ご了承くださいませ。


百年の孤独












独裁者のデザイン













新・怖い絵












停電の夜に












マラソン一年生












遠い山なみの光












キツネ












東京ホテル図鑑












雨ふりの本。












原研哉 ggg Books 58












黒蜥蜴‐戯曲











あたしとあなた












剣豪将軍義輝










すみません、引用はありましたが画像検索数日お待ちください



読書会「二代目あなたと推し本」では紹介する本を持ち寄り本について語り聞いています。

お気軽にあなたと本を推してみませんか。

むずかしいことはなく読んだ本面白かった!みたいな感想とか、私はこんな本読んじゃいまして、などなどなんでもOK。

上手なスピーチをしていただかなくてもOK、心に留まったフレーズを声に出すのもいいのですよ。

そこから生まれる特別な一冊、ひゃっはー。


第39回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告

 7名での読書会です。

ご参加いただきありがとうございました。

会場は秋田市中央市民サービスセンターでした。

今回公共施設を会場にしたので全体集合写真はありません。








本の紹介は「第39回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告その2」をご参照ください。

開催報告としてアンケートのご協力をいただきました。


☆久々でしたがとても楽しかったです

今日も多岐にわたり楽しかったです。

装丁を愛でることも含めて読書だなー!と改めて思いました。さまざまな装丁を見れて、面白いタイトルの作品に触れられてとても贅沢な時間を過ごすことができました!

ジャケ買い…というテーマが自分にとって遠いような気がしたが、やってみたら凄く身近に感じられた回であった。

本の話を存分にできて夢のように楽しい2時間でした また読み直したい、読んでみたい、舞台というのも面白いのね?興味がつきません ありがとうございました

渋い本から絵本、小説などなど集まって楽しかったです。

皆さんの紹介本がバラエティに富んでいて刺激を受けました

☆雨にも負けず風にも負けずは今日の読書会のことかしらとよぎりました、楽しかった。


ありがとうございます。

今後の希望(時間・会場・テーマ等)の項目は以下の通りです。


☆秋田市内で今まで通りなスタイル希望です。ジャケ買いでも内容も深く興味深い本ばかりでした。☆おまかせします!☆先月〜今月買った本、というテーマがあったら。☆学生の頃に読んだ本☆怖い話、秋田に関連する本、紀行本、少女マンガ


ありがとうございます。

今後の読書会のスペックにつきましてはその都度各種SNS等で発信しております。

ご検討いただけるとありがたいでございまする。

会場や地域などについてはその都度ランダム設定にしています、ご了承くださいませ。テーマの秋田・紀行本・少女マンガについては、テーマがこれまでの読書会より細かいので具体的に検討は致しませんが、例えばとらえ方を「怖」「秋田」「旅」「マンガ」といったようなどなたの門戸にもなるようなものとして共有できたらと考えております。



第40回読書会「二代目あなたと推し本」

2024年8月17日(土)14:00~16:00

場所 由利本荘市Honjoinさん

会費 800円(会場費として)

テーマ 恋愛

お申込みはGoogleフォームをどうぞ

2024年2月読書会にて恋愛をテーマにした本、空気も話題も何もかもが色々な意味でスペクタクルすぎました。参加者アンケートをもとに再度もしくは新たに恋愛(の本)を語りましょう。

もちろんご自身の恋愛については「置いといて」もらって大丈夫です。

ドリンクフリー回です。


2024年7月23日火曜日

マインド枠ご活用いただいても

これまで読書会にご参加されていて今回も参加予定にもかかわらず諸事情によりキャンセルの皆様。
またはそもそもスケジュールの都合で参加見送りの皆様。
ドタキャンになってしまいそうな感染症対策の皆様。
それぞれに「参加意志がある&推しの本がある」にもかかわらず開催日に照準をもちにくいタイミング、あると思います。

そんなときはマインド枠をご活用いただいてもOKです。





















お申込みは各Googleフォームの参加確認の項目にチェックを入れていただくだけです。
読書会当日12:00くらいまでに
本のタイトル・著者か出版社・できればその本の画像・ひとことコメントを二代目にご送信ください。
もちろんマインド枠ありきでお申し込みと同時にコメントいただいてもOK。
※画像はその本のアイデンティティを確認するもので(例えば文庫版か、初版本か、など)実際にブログ等で紹介する際には引用画像を使用したりしますのでご了承くださいませ。

本来であれば読書会のざわめく感動を皆様と共有できればいいのですが、なかなかそうもいかないし二代目もどこまでも対応できるわけでもなく。
お手打ちの一助としてご検討いただければ嬉しいです。

2024年7月10日水曜日

読書会いいことずくめ&悩ましいことたくさん

 二代目あなたと推し本の読書会を安定的に月1~2ペースで開催できるように…神だのみのこの頃です。

たのまれた神様も快く引き受けてくださっているようで、本当にありがたいことです。

ここしばらくの読書会において素敵な一歩、大いなる二歩がありましたので自慢していきます。


1.安定開催のための数字

私は数字を見るのが好きですが各種アナリティクスを有効活用しているわけではありません。

ところがこの数か月、皆様の助けを借りて月を追うごとにその数字が示すグラフの右肩上がりを実感しています。

閲覧やご参加、コメントやクリック各種ありがとうございます。

読書会がこのような形からでも広がり、またお近くの読書会をさがしてみようかといったいわゆるクリックしたその先の活動の一助をなすとすればそれは大変光栄なことだと思っています。


2.主催者分散型読書会へ

今までは私が主に読書会の幹事役でした。

実務的なところで言えば読書会開催にあたるための準備(募集フォーム作成からとりまとめまで、人数把握から会場予約、料金交渉その他)と当日の準備(出欠確認と集金、ドタキャン対応など)、加えて読書会そのものの進行と撤収とアンケート依頼回収など。

必死に頑張ってはおらずむしろ楽しんでいたので無問題ではあります。

が、ここで救世主たち登場です。ぽつぽつと。

会場さんの協力で会場費支払いは参加者さん⇔会場さんでやりとりとか。

ヘビーユーザーさんが進行のタイムキーパーを担ってくれたり。

さらに二代目事情により開催できない期間の読書会を会場さんとタッグを組んで開催計画を組み立ててくれたり。

二代目号泣!!(ちり紙登場)

サークル化とか参加メンバーを固定化していないので常に流動的な読書会の認識を持っていますが、その中でもお心を寄せてくださっていた方々に恵まれました。

(だからと言って強制的に〇〇をやってもらうとかではありません、安心して読書会にご参加ください)

ありがとうありがとう。

それだけ本と読書と読書会に魅力があり人の英知がつまっているのだなぁと思います。

本、いいわー。

加えて読書会に参加されている方々が「私も単発読書会やってみる」「SNS発信で本や〇〇の好きを発信する」「色んな読書会に参加してみる」といった進化系超絶ステップを踏んでくれてすごいぃぃぃと尊敬沸騰です。


3.だけども悩みは尽きぬ

読書会がいいことずくめだなぁと感じているのですが、同時に積読の悩ましさに常に苛まれています。

一日24時間の効率的な使い方を検討し読書時間を確保する、と同時にそれに負けない読書の集中力とゆるゆる力も必要。

読書会で紹介された本、話題に出たあの本、自身が書店や図書館で出会った本、レビューや良かった感想をWEB上で通りすがった本、困りました。

これらを読書会参加者のある方が「潜在的積読」と表していましたがまさにその通りのゾーンに入りつつあります。

読みたい。

盛大な溜息(深呼吸)で心身ともに整えて臨む読書を享受。

誰かと読書を共有する楽しみがここにあると実感する日々は嬉しくもあり悩ましいものですね。


4.誰かが二代目を助けてくれる

本当に多くの皆様に支えられて助けられて読書会の安定開催です。

公共施設を借りるのも然り、いくつかの会場オーナーさん・参加者の皆さん・二代目の家族たち・ポットサービスなど利用するときのコーヒー屋さん・参加しないけど本の紹介にニラニラ追いついてくださる皆さん、いつもありがたい。

加えて参加者の方が私の願いをかなえてくれようと立候補してくれる場面もありました。

小さなコミュニティを活かすのはやっぱり人だと。そう思います。

さんざん本、本と言っておきながら「人」って言っちゃう二代目。

まぁ極論ではありますけど、人と人をつなぐのが本であり読書会であると。

本でつながっていくプロセスを楽しんでいます。


登山をするのに理由が必要か

とか

There is a book between people.

とか 妄想は尽きませんが。


ご趣味は?と聞かれたら声を大にして「読書です💛」と答えようとここに宣言します!







シオリも大事

2024年7月7日日曜日

少しだけリニューアルと休止のお知らせ

 閲覧いただきありがとうございます。

読書会へのご参加やこっそり応援もありがとうございます。

おかげさまで読書会「二代目あなたと推し本」は初代主催者から引き継いで一年経過。

初代が丁寧にじっくり引継ぎをしてくださいましたので、二代目としては大きなトラブルなくまた参加者の皆様に支えられて安定開催をめざして進行形です。

もう今となっては感謝しかない&初代にドロップキックなんぞもってのほか・参加者皆様にも毎回いつも嬉しく。


そんな中でちょっとお知らせです。

以前からちょろりとアナウンスしていましたが、WEBデザイン変更します。

単なる言い訳ですけど二代目の視覚的センスの残念感は否めない(ぐすん…😢)

開催のお知らせと参加確認を中心に考えているインターネットとの付き合い、と同時に読書とあなたの視点や考え感想を嬉しい出会いにしたい、インターネット検索などから読書会の楽しさを少しでも共有できたらと思っています。

変更があるのは、

☆アイコン&ロゴデザイン → 変更になった場合特にお知らせはいたしません

☆読書会のWEBサイト → ドメインも変更になります、お気に入りなどに入れていた皆様ごめん!

です。


お知らせ等は各種SNS(X、Instagram、Blueskyなど)でいたしますが、2024年7月中は予告なく休止したりする場面がありますことをご了承ください。

開催報告のブログと各種SNSは動いていますので、参加確認は継続しております。

少しの期間ご迷惑おかけいたします。

よろしくお願いいたします。







お世話になったフリー素材でした


第38回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告 その3

 今回どうしても参加を見送らざるをえなかった「あなた」よりマインド枠としてご紹介いただいた本があります。

了承を得ましてご参加の皆様とともに読書会の面白さを共有できたら嬉しいです。

コメント・画像等送ってくださりありがとうございました。

読書会中にコメントを読み上げました。


戦時下のジャーナリズム









1987年刊 著者 高崎隆治(たかさき りゅうじ) 著者は1925年生まれ。
第二次世界大戦中に学徒兵として招集され、戦後「メディアの戦争責任」を長く追及し続けた人です。日本ペンクラブ会員。
2008年、長年の功労により横浜文学賞受賞。
この本は満州事変から太平洋戦争までの戦時下において、当時の新聞や雑誌、ラジオなどがいかに権力と一体化し、いかに戦争を煽ったかを、大量の資料を提示しながら強い憤りと共に語っている評論集です。
大手新聞社や大手出版社の総合雑誌、婦人雑誌、青年雑誌、映画雑誌、NHK、etc...片っ端から槍玉に上がっています。
私は若い頃に、この著者=高崎先生の講義を受けたことがあります。
その時の話では「出版業界の批判なので、どこの出版社も単行本化してくれない。やっと本になったと思ったら、今度は流通が全く出荷してくれない。書店から注文があっても書店へは卸さずに全て返本された。戦争中の反省が全くされていない」とのことでした。(この本は、その後に別の出版社から出ています)
この『戦時下のジャーナリズム』をあらためて読んでみると、ぞっとするほど戦時中と「今」が似ていることに気づきます。 たとえば。 官邸がメディアの幹部を招集する、メディアが官邸を批判しなくなる、政権批判を禁止する法律ができていく… 今、一人でも多くの方に知っていただきたい本です。
この本は、・秋田市立中央図書館明徳館 ・大館市立栗盛(くりもり)記念図書館 にも収蔵されています。
また、高崎先生の著書を県内横断検索をしたら28冊ありました。ご参考まで。



マエストロ、それはムリ…~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~



















このタイトルと表紙を見た瞬間に「読みたい!」と思いました笑
この本のことを語るには、まず山形交響楽団のことをお話しないといけないのですが、東北山形にこれだけ活気のあるプロオーケストラがあることにびっくりしました…演奏会が多く、内容もバラエティーにとんでいてすごく楽しいです。海外の演奏家を招いた本格的なものから、ゲーム音楽のドラゴンクエストコンサート、山形市の文化財施設で行われるお着物コンサート、なんと専属のオペラ団体もあり、歌付きの演奏会も充実しています。秋田のクラシックコンサートのチラシコーナーも山響で溢れています。
でも、そんな山形交響楽団も一昔前まで、なかなかお客さんがつかず、コンサートもあまり開けずに貧困に喘いでいたそうです。
何か新しいこと、変わったことをしようとすると山形弁で「あがすけ」(目立ちたがり屋)と言われ嫌煙されてしまう…そんな土地柄もあるせいか、オーケストラの運営も保守的にならざる得ませんでした。
そんなオーケストラを変えたのが、当時国内外で人気の指揮者であった飯森範親(いいもり のりちか)さんでした。「地方のこんな小さなオーケストラに指揮しに来てくれるわけがない…」そう思われていたのにもかかわらず彼はやってきます。まるでドラマのようなお話です。そんな山形交響楽団の歴史アーカイブが本書になります。クラシックに興味のない方も、飯森マエストロのリーダーとしての姿、考え方などに共感と「こんな上司いい!」といった気持ちを持たれるのではないかなと思い、ご紹介させていただきました。



無知の涙



















「米軍基地に忍び込み、そこで盗んだピストルを使って、日本の各地で4件の強盗殺人事件を起こした少年」 そう聞いて、あなたはどのような人物を想像するでしょうか。 1997年8月1日に死刑を執行された永山則夫という死刑囚がいました。 事件を起こして逮捕された後、たくさんの本を読み「なぜ、自分はこのような事件を起こしてしまったのか」「自分と同じような立場の人間を生み出さないためにはどうすればいいのか」をノートに書き綴っていきます。 永山の生育環境は劣悪なものでした。あまりの貧困ゆえに満足に学校に通うこともできず、兄たちから日常的に暴力を振るわれ、家庭に頼る人もいない。 永山は中学校を卒業すると、家庭から逃げるように集団就職で上京します。 しかし「人を頼る」「人に助けを求めることができない」そういった事情から、永山の東京での生活は次第に苦しいものになっていきます。 紆余曲折を経て全てに行き詰まった彼は、やがて冒頭の事件を起こします。 29年にも渡る裁判で、最高裁判所から下された判決は、死刑。 本当に彼だけが事件の全ての責任を背負わなければいけないのか? 責任を取る、あるいは罪を償うというのは「死刑」だけだったのか? 様々なことを考えていけば、本当にキリがありません。

以下は、出版社サイトからの引用です。 「4人を射殺した少年は獄中で、本を貪り読み、字を学びながら、生れて初めてノートを綴った――自らを徹底的に問いつめつつ、世界と自己へ目を開いていくかつてない魂の軌跡。」 2024年現在、事件から50年以上が経過して、死刑執行からも27年が経過することになります。 令和の時代になった今、いわゆる凶悪事件が起きると、死刑判決を巡って「永山基準」などの言葉が断片的に語られることはありますが、 永山の事件の本質がどこまで理解されているのかは疑問です。 事件の中身まで知ってほしい、あるいは永山の事件や存在を忘れてほしくない。 そういった願いのようなものを含めての紹介です。

関連書籍もたくさんあります。


永山則夫 封印された鑑定記録



















死刑囚永山則夫



















これまで読書会に参加されていて今回も!の枠からどうしても断念せねばならなかったお気持ちをマインド枠でいくばくかを還元できるだろうかと思いますが、折に触れて色々なあなたを推していけたらと思っております。
今回も読書会では本の面白さ、あなたのチョイス、読書の魅力を存分に語って聞くことができました。
会場の電源スペースあらやさんにも特別なご配慮をいただきまして感謝を重ねて申し上げます。

第38回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告 その2

 秋田市電源スペースあらやさんにて読書会「二代目あなたと推し本」開催しました。









テーマは「ノンフィクション」14冊のご紹介となりました。

話題提供のみの本は割愛しました。ご了承くださいませ。


あなたを選んでくれるもの












忍びの作法












そろそろ本当の忍者の話をしよう












日航123便墜落の新事実:目撃証言から真相に迫る












ラーゲリより愛をこめて












収容所から来た遺書












くもをさがす












ニューヨーク製菓店












13坪の本屋の奇跡「闘い、そしてつながる」隆祥館書店の70年












殺人犯はそこにいる












エンド・オブ・ライフ












クレストブックス、きむふなセレクション、文庫X、原本とノベライズ、これまでのあなたと推し本で再度登場した本、ふくらみ指数MAXなラインナップを6名(+3名)で作り上げましたひとときでした。


読書会「二代目あなたと推し本」では紹介する本を持ち寄り本について語り聞いています。

お気軽にあなたと本を推してみませんか。

確かにおススメされちゃうと積読のスピードもさることながら同時に読書の質量がすごいことになります。

この味わい深く嬉しいひとときを皆様とすごせることを光栄に思っています。

また明日から(いや、今!ナウ!!)本読みましょう。

ありがとうございました。

次の読書会でも本を語りましょうー、聞きましょうー。



第38回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告

 6名での読書会です。

ご参加いただきありがとうございました。

会場は秋田市電源スペースあらやさんでした。









本の紹介は「第38回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告その2」をご参照ください。

開催報告としてアンケートのご協力をいただきました。

皆様からの確認と了承を得ております。


皆さんの推しに触れられ、有意義な時間が過ごせました。

自分が普段読まないジャンルなのですが、みなさんの熱いお話を聴いて、ぜひ読んでみたいと思いました!自分も日々を大切に生きねば。とも思いました。

今回はテーマが『ノンフィクション』ということで、皆さんの持参された本から、現代の風潮や、人生の指針みたいなものを学ぶことができました。人の数だけ、選ぶ本があり、それぞれの思いがあるんだなぁと実感できました。

「事実」は小説よりナンタラとよく言われますが、ノンフィクション本は「事実」の持つ魅力、強さ、ドラマ性を持っているのだと 再認識しました。世の中には「埋もれてるドラマ」が結構あるのでしょうね…

☆私はとにかく忍者について語りたかったので、今日の読書会のノンフィクションに自身の照準を持っていけたことに満足しています。忍者で頭がいっぱいでしたが皆さんの本のノンフィクションも面白いなと興味が広がる感覚も楽しめました。

☆上手く話せないところもありましたが皆さん優しく聞き入ってくださり、思ったより長く話す事ができました。周りに本好きがいないのですが、今日は色々お話しできて良かったです。


ありがとうございました。

今後の希望(時間・会場・テーマ等)の項目は以下の通りです。

おまかせします!☆百年の孤独の課題本をしたい。☆テーマ 作家縛りシリーズを是非 ☆土日が良いです(県南からも通えるところだと嬉しいです)☆推し作家 ☆バディーもの ☆時代・歴史小説 ☆本好きになったきっかけ作家 


ありがとうございます。

課題本の読書会に関しては10月下旬の「遠藤周作海と毒薬」を予定していて、すでにアナウンス済みです。それ以外の特定の課題本に関しては募集と本購入もしくは借り入れと読書時間を考慮しても当面検討ておりませんのでご了承くださいませ。

作家しばりに関しては9月7日予定読書会で伊坂幸太郎を予定しています。

土日、県南などご参加される皆様のご都合すべてのニーズにお応えすることは難しい場面もありますが、これまでのアンケートなどより開催場所と曜日をちょいちょい変えつつ開催してまいります。

時代・歴史小説に関しては以前のアンケートからもニーズがありましたので、いずれ読書会のテーマにしたいところですが現時点では予定に組んでおらず申し訳ありません。

推し作家・本好きになったきっかけ作家に関しては、文芸書や小説といったテーマの時に包括的にご解釈いただくときの読書会で落としどころとしていただけると嬉しいです。

バディーものに関してはテーマがコアでいいですなぁ。二代目あなたと推し本としてはもう少し広げてコメディ・複数主人公・友情などととらえて検討してまいります。


上記今後の希望に関してすべてお応えすることはないと思いますが、今後の読書会の一助となるようにすでにブログ「2024年半ばの読書会あなたと推し本予定」にて掲載しておりますのでご参照くださいませ。


毎日暑いのか熱いのかさっぱりわからなくなるこの頃ですが読書会も順調にあつがっています。


第39回読書会

2024年7月27日(土)14:00~16:00

場所 : 秋田市中央市民サービスセンターセンタース洋室5(市役所内、駐車場有)

参加費 : 300円(ドリンク代割り勘として)

テーマ : ジャケ買い・タイトル買い

お申し込みはGoogleフォームからどうぞ  ← 満席御礼となりました!ありがとう!

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeoA9lXBFKLS-cuG9CxW9iiVuwLsuCiDQRLBDa5NR8BQmkEOg/viewform

マインド枠ご希望の方もGoogleフォームをご利用いただき、当日12:00までにDMなどでご返信ください。


タイトルや表紙で手に取った本、思いがけず推しポイントがつまった一冊、残念!な本、大どんでん返しがある一冊、ゆるーくとらえてもらって大丈夫です。もちろんジャケ買い・タイトル買い大歓迎、とはいえ図書館の本や電子無料版でも推せるものであればOKです。オールジャンル可。


お待ちしています。



ロゴ刷新に伴う変更点