2025年12月23日火曜日

二代目2025年ベスト5

2025年ベスト5。

読書会で紹介していたりしていなかったりしていますが、面白かった本たち。

順位などつけがたくどれも特別な一冊です。


ベスト5 失われた世界

アーサー・コナン・ドイルのチャレンジャー教授シリーズの1冊目です。2025年に新訳版が文庫で発売されました。楽しみにしていたので即買って読みました…再読の面白さを新訳で読める面白さはここにあるかもしれません。シャーロックホームズシリーズと同じくらい好きですね、チャレンジャー教授シリーズの続編新訳を楽しみにしている昨今です。











ベスト4 本で床は抜けるのか

風船で体は浮くのか、と同義ととらえてもいいかと思います。物理的には結果論として本(重さ)で木の床は抜けます。そのプロセスが面白い。トホホな事情もあったりなかったりしますので抜けるか否かだけでは済まない物語がここには存在するわけです。つまり本は集まると重い、確かに
著者の結末もぐっ💧と来てしまいました












ベスト3 名もなき本棚

三崎亜記氏の短編19編です。文庫でのみ販売されています。すべての物語がザ・三崎。もうこの世界観からは離れられない不気味さといびつさがあります。中の作品のいくつかは中学校・高校の教科書にも掲載されているようです。小説「すばる」で少しだけさわった方、学校の授業で三崎亜記氏を知った方、この独特のぞわっとした日常と非日常を体験するかもしれません。











ベスト2 マイシスター・シリアルキラー

ナイジェリアの中編小説です。時代としては1960年代のものですが日本に登場したのは2021年です。ミステリー小説というよりはちょいホラー、静かにこわい身近な話といったところでしょうか。どの登場人物の視点でみても焦りと恐怖とがへばりついています。おっかねー。













ベスト1は           !でした!!!
すみません💦自身の中に大切に育てていきたいベスト1とさせていただきます。



今年は読書会を中心に読みたい本を読んだ一年でした。
これまで自身の直感で購入したり図書館利用したりしていた読む本たちが、読書会の紹介本課題本があることでぐっと読書の質量が増したような気がします。
すすめられて読んだ本て面白いのか?その時はあー読んでみようかなと思うけど実際私は最後まで読めるのかといった漠然とした「人と人の間の本」に関して不安のような壁のようなものを感じていました。
ところがこれがおもしろかった。
私の読書が多くの人の一言ずつで成り立っていくプロセスを楽しみました。
どうぞ2026年も読書会あなたと推し本よろしくお願いします。








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