2025年9月13日土曜日

第56回読書会あなたと推し本開催報告 おまけ

 第56回読書会あなたと推し本は色々ありました…


色々その1 会場最高

毎回読書会の会場は素晴らしい環境ばかりなので比べたりもしておりませんが、今回の由利本荘市文化交流館カダーレは驚きの連続でした。

由利本荘市立図書館の併設(もう…帰宅できない…居住希望)

インターネット予約一発で当日現地(もう…これは市民憩いの場確定)

会場タイムスケジュールがかわいい(よし!)

ホールも各種お部屋も図書館もオシャンティー




















次回由利本荘市開催の時も検討したい場所の一つになりました✨

色々その2 東野圭吾じゃないほう
地虫鳴く











読書会あなたと推し本では持ち寄った本を紹介し合いますが、話のテーブルに置かれる本は実際に持参した本だけを紹介した本としております。

東野圭吾のテーマで実際に持ち寄った本も外部サイト読書メーター等にログされます笑

(そのほか東野作品はたくさん話題になりましたが割愛しております、この矛盾をどうぞご笑納くださいませ)


色々その3 座談会

・しおり、スピン、ブックカバー

・読書のゴールデンタイム

・図書館利用について、由利本荘市カダーレについて


これらの話題を中心に読書会後半はちょこっとだけ座談会にさせてもらいました。

話題になった詳細については参加者皆様で盛大に私たちの話題として共有していきたいと思います。


帰路につく自家用車内で「はぁ楽しかったね」と一人で自分に話しかけたこと(しかも割と大きな声で)は私にとっての大きな財産となりました☆

またいつでもご参加ください、お待ちしております!


第56回読書会あなたと推し本開催報告 その2

今回どうしても参加を見送らざるをえなかった「あなた」よりマインド枠としてご紹介いただいた本があります。

了承を得ましてご参加の皆様とともに読書会の面白さを共有できたら嬉しいです。

コメント・画像等送ってくださりありがとうございました。












東野圭吾『手紙』

初出は毎日新聞の日曜版に、2001年7月1日から2002年10月27日まで連載されていたものです。


主人公の直貴には兄、剛志がいます。しかし、この兄は強盗殺人の罪で刑務所に服役中です。

なぜ剛志が罪を犯してしまったのか。一言で言えば、直貴の進学費用を得るためでした。

「弟を大学へ行かせてやりたい」

しかし、兄の愛情は報われないだけでなく、強盗殺人という重大な結果を引き起こしてしまいます。

兄が起こした事件のために、大学進学を諦めるなど、弟の人生も一変します。

弟の人生は、節目のたびに「強盗殺人犯の弟」というレッテルに悩まされることになります。

紆余曲折を経て直貴は就職先と妻子に恵まれますが、そこでも兄の一件で周囲との関係に悩むことになります。

これが引き金となり、直貴は刑務所にいる兄に絶縁を告げる最後の手紙を書くことを決意します。

(いわゆる「ネタバレ」になってしまうので詳細は伏せますが、ストーリーの随所に、兄弟間で手紙のやり取りがあります。)


ストーリーの終盤(第五章)で直貴が勤務している家電量販店の社長の言葉は、直貴に問いかけます。

「正々堂々、というのが君たち夫婦のキーワードのようだから敢えて言わせてもらうよ。その、いついかなる時も正々堂々としているというのは、君たちにとって本当に苦渋の選択だろうか。私にはそうは思えないな。わかりやすく、非常に選びやすい道を選んでいるとしか思えないが」


我々が日常生活を送る上でも「正々堂々」真正面からぶつかっていくという手段を選択しない場面は、仕事でも遊びでもあると思います。

「戦略を練る」という言葉が当てはまるでしょうか。

直貴の妻は、自分自身の経験から「逃げない」「正々堂々」をしばしば口にします。

「理不尽に真正面から立ち向かう」といえば確かに勇ましく格好いいのですが、それが必ず正しい方法だとは限らない。

家電量販店の社長の言葉は、私たちにも考えさせるものがありました。




これまで読書会に参加されていて今回も!の枠からどうしても断念せねばならなかったお気持ちをマインド枠でいくばくかを還元できるだろうかと思いますが、折に触れて色々なあなたを推していけたらと思っております。

今回も読書会では本の面白さ、あなたのチョイス、読書の魅力を存分に語って聞くことができました。

読書会あなたと推し本はこれからもちょいちょい皆様の読書環境に絡んでいけたらと思っております。

どうぞ推しの一冊を!!!


※帰り道、お祭りか何か?山車に遭遇…くま!!!




第56回読書会あなたと推し本開催報告

第56回読書会あなたと推し本会場は由利本荘市文化交流館カダーレ研修室1でした。

5名でテーマ「東野圭吾」を!!

初参加の方々もお楽しみいただけたのであれば嬉しいです。












順不同です

本の詳細は外部サイト読書メーターにログされますー


容疑者Xの献身












架空犯












おれは非情勤












ある閉ざされた雪の山荘で












黒笑小説











嘘をもうひとつだけ











恋のゴンドラ












東野圭吾の魅力に迫る読書会となりました。

ご参加いただきありがとうございます。



次回読書会は9月27日を予定しています。

【第57回読書会あなたと推し本】

2025年9月27日(土)14:00~16:00

場所 秋田芸術劇場ミルハス創作室

会費 300円(会場費ワリカンとして)

テーマ サイエンス・フィクション


9月13日現在満席となっております。会場キャパシティMAXです。

お申込みありがとうございます。

キャンセル待ちは受け付けませんご了承ください。

(こっそり合流ご希望の方はDMくださいーー)



これまで読書会あなたと推し本ではフィクション・ファンタジー・未来といったテーマでの読書会は何度か経験していますが、何気にSFは初の試みテーマです。
科学的な空想に基づいたフィクションの総称がSF。
どうぞ推しのSFをご紹介ください。
SF小説・SFマンガ・SFアニメ…色々ありますけれどもSFであれば
サイエンスでもよしフィクションでもよし、関連する推しの本でもOKです