2024年1月21日日曜日

第31回読書会「二代目あなたと推し本」開催報告 その3

 今回どうしても参加を見送らざるをえなかった「あなた」よりマインド枠としてご紹介いただいた1冊があります。

了承を得まして皆様とともに読書会の面白さを共有できたら嬉しいです。

画像もコメントもありがとうございました。

読書会中にコメントを読み上げました。



クリコフの思い出







以下は、新潮文庫の裏表紙に書かれている説明文です。 「香港の一流ホテルの空室で、スラブ系の西洋人が殺された。被害者はバンコクのソ連大使館員で、腕ききのKGB諜報官であったことが判明する。 しかも使用された毒物は漢方系の極めて特殊なもの。「私」と中垣は、共通の知人で、しばらく消息を絶っている薬学者クリコフの仕業だと睨むが――。 網の目のように張りめぐらされた伏線が読者を推理の陥穽に陥れる表題作などミステリー8編。」 8編とも、中国の歴史や文化が関わっています。作品によっては、日本が舞台になっていることもあります。 登場人物や舞台になる土地など、8編の作品はそれぞれ独立していますが、「過去からの因縁」という共通の要素があるように思います。 「親から子へ受け継がれるもの」「いくつかの国が関わる歴史的な因縁」など。

ところで、この一冊に出会えたのは全くの偶然でした。 大学の課題に取り組むための資料を探していて、その流れでこの一冊が見つかったのです。 (大手通販サイトのおすすめ画面だった記憶があります。) それまで中国の歴史や文化を中心とした作品に触れる機会は無かったのですが、この一冊は自分にとっての新しい世界に触れることにもなりました。


これまで読書会に参加されていて今回も!の枠からどうしても断念せねばならなかったお気持ちをマインド枠ではいくばくかを還元できるだろうかと思いますが、折に触れて色々なあなたを推していけたらと思っております。

今回も読書会では本の面白さ、あなたのチョイス、読書の魅力を存分に語って聞くことができました。

会場提供の電源スペースあらやさんにも特別なご配慮をいただきまして感謝感謝です。


※追加ですけども。

ブロガーのらっしーさんが別件で店舗ご利用中で、読書会の後半(写真撮影など)に合流いただきました。

記事になる日が来るか!ご読書会にご参加いただけるか!

答えは数か月後ですね。


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