ドラゴンの一年がもうすぐ終わろうとしています。
2024年は五輪があり、大きな災害発生、世界の情勢も変化し、国内もまたうねりの中にあったのかもしれません。
ひとときでも自分に向き合う読書の時間があったことはある意味では幸せなことだったとも言えます。
読書会体験もまた毎回充実していたことに関しては参加者の皆様会場オーナー様のお心遣いに感謝がつもります。
そんな中2024年ベスト5。
読書会で紹介していたりしていなかったりしていますが、面白かった本たち。
順位などつけがたくどれも特別な一冊です。
ベスト5 なれのはて 加藤シゲアキ著
読書会としては2024年5月に課題本で感想共有意見交換しています。
秋田を舞台にした小説としても関心があり、読むスピード感も。
何より読書会で皆様と感想共有したときほど例えることができない感動が…!みんなで読書ってこういうこと???深くて密で解像度も上がる一冊が素晴らしかったです。本がよかったのか読書会がよかったのか答えはどちらもイエスでしょう。
ベスト4 神 フェルディナント・フォン・シーラッハ著
シーラッハ氏の著作「コリーニ事件」「刑罰」など作品のテーマがわかりやすいですね。
この作品も結末はおおよそ見当がついていたこともあり、文章が戯曲風なのですらすらいけました。
ドイツ特有の場面もありながら考えさせられる作品です。
ベスト3 ゾンビ3.0 石川智健著
7日間の試練の物語です。
こちらはそこにウィルス介入の~~の話題になるのでこれまでエンタメ性の高いゾンビから一段進んだな、ゾンビ界も進化しているなと実感した一冊です。
ゾンビファン注目の一冊で日韓同時発売としてもすごい。
ベスト2 プロジェクト・ヘイル・メアリー アンディ・ウィアー著
上下巻2冊の海外SF小説で読書会で紹介された作品です。
紹介されたとき「は?」となった衝撃を忘れません。
紹介してもらわなければ手に取るどころか未知のまま2024年が終わるところでした。
後日他の海外SFをいくつか読み、私の2024年7月は宇宙オンリー。オーケィ
ベスト1
これは2024年12月28日(土)14:00~の読書会にてご紹介予定です。
今年は読書会を中心に読みたい本を読んだ一年でした。
これまで自身の直感で購入したり図書館利用したりしていた読む本たちが、読書会の紹介本課題本があることでぐっと読書の質量が増したような気がします。
すすめられて読んだ本て面白いのか?その時はあー読んでみようかなと思うけど実際私は最後まで読めるのかといった漠然とした「人と人の間の本」に関して不安のような壁のようなものを感じていました。
ところがこれがおもしろかった。
私の読書が多くの人の一言ずつで成り立っていくプロセスを楽しみました。
どうぞ2025年も読書会あなたと推し本よろしくお願いします。