3名での読書会開催です。ご参加いただきありがとうございました。
会場は秋田県青少年交流センターユースパルです。
今回は課題本「三島由紀夫 絹と明察」の感想共有の読書会でした。
外部サイト読書メーターでも本の紹介を更新中。
これまで読書会あなたと推し本ではミヒャエル・エンデ「モモ」、加藤シゲアキ「なれのはて」、遠藤周作「海と毒薬」、トニ・モリスン「青い眼がほしい」と多彩なラインナップにて課題本にチャレンジしております。
2025年は三島由紀夫生誕100年の年。これを機会に三島作品に触れるひとときとなりました。
これまでの読書会にて三島作品はいくつかご紹介いただいていましたが、今回は三島の中でも安定の小説の面白さを追求していける「絹と明察」をチョイス。
じっくり読み込んでいける面白さがありました。
今回は「絹と明察」をご一読いただいてから感想共有の時間120分で語り合いました。
主に、
三島由紀夫はどんな作家だったのか
時代背景
物語の内容確認
各登場人物の描写その他
等々、皆様と重ねたディスカッションの後に見えてきた絹糸と明察とその時代
細かな話題や具体的な感想については参加者皆様との特別な時間ということでとどめておきたいと考えております。
後日ご参加いただいた方々にはまとめプリントをお渡し予定です、しおりがわりにお使いくださいませ
絹と明察は戦後の昭和にセンセーショナルな連載長編小説として発表されました。
昭和39年に第6回毎日芸術賞文学部門賞受賞
労働争議、家父長制の考え方などを軸にした小説ですが三島由紀夫作品特有の高潔さと美しさに包まれた読みごたえのある一冊です。
様々な意見が飛び交い共有しどこかで納得したり。
課題本読書会の魅力にも迫りましたね。
この時間を大事にしていきたいなぁとしみじみしたりしました。
また皆様からのご意見ご感想をもとに課題本読書会をスケジュールに入れていきたいと考えております。
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